大阪北部地震《最終回》震度5強を新築の我が家で体験してみて思うこと。
大阪北部地震編。今回が最終回です。
我が家は新築してまもなく震度5強の地震にあいました。
大阪北部地震に関連する記事はコチラ
修繕工事もお支払いも全て完了しましたのでまとめてご報告します。
大阪北部地震
我が家は震源地より少し離れたエリアに住んでいました。
今回の地震を引き起こした有馬・高槻断層は我が家から北にあり、震源地からは離れていたものの、かなりの揺れを経験しました。
新築したばかりの家がガタガタ揺れて大パニックに...
揺れが収まらない内から震源地が大阪北部と知り、家を建てたことを心の底から後悔しました...
地震の被害
家中のいたる壁がクラックするという事態に゚(PД`q)゚゚。
我が家は内壁・外壁ともに漆喰の壁なんですが
新築して間もない内は漆喰が乾燥しきっていない為、家が震動したりすると入りずみの部分がクラックするそう。
もともと補修をして手を加えていくものと思っていた漆喰壁。
地震の大きな揺れのもと悲鳴をあげていました。
もうショックすぎて言葉になりませんでした。
保険について
地震保険
我が家は新築した際に加入が必須の火災保険とセットで地震保険と家財保険に加入していました。
いつもお世話になっている保険の窓口の担当さんセレクトでセコム安心マイホーム保険に加入。
セコムさん、対応が素早くて本当に助かりました!!
保険会社に連絡してから2週間後に地震の被害を査定する鑑定士さんが訪問してくださいました。
地震の被害は写真に載せた以外にも多数ありましたので一部損が認められ、建物1000万円の保険金額に対して5%支払われることが約束されました。
家財保険
家財保険には迷わず加入しました。
家財保険は万が一の事故の際、天才・人災問わず補償されますし、破損・汚損でも補償されます。
今回の地震での我が家の家財の被害は食器が割れ、2階の北の部屋の家具が折り重なるように倒れてテレビに直撃したという感じです。
テレビはもらい物で使っていなかったから被害というのかどうか。壊れたのか否かは未確認です(´。・ω・。`)
鑑定士さんが来たときには片付けてしまってたんですがこの写真をみせればOKでした。
という訳で家財も一番軽度ですが、被害を認めてもらい、250万円の保険金に対して5%でしたがお支払いいただけることになりました。
壁の修繕
クラックした壁を修繕する費用は地震が原因なので有償でした(P´□`゚)
吹き抜けのてっぺんのところ。クラックしていたのですがそこを修繕するには足場が必要とのことでこの見積もり。
合計127,440円也。
地震保険も降りることだし、自分達で補修せず思い切ってプロにお任せすることにしました。
修繕にかかった日数は2日。
漆喰の下地を補修して乾かして、仕上げに左官屋さんが塗りなおして下さいました。
うっすら残りましたがご覧の通り元通りに。
良かった~(*´д`)....
地震対策
保険は必須
家財保険は加入して損する保険ではないです!破損汚損でも補償されますので...
ちなみに我が家の地震を受けて発生した収支はこちらです。
内壁・外壁の修繕工事 -127,440円
地震保険 +500,000円
家財保険 +125,000円
Total+497,560円
揺れがひどかった地域の方はお家の中がぐちゃぐちゃになり、家財が保険金額の50%でたという方もいらっしゃいました。
保険に加入していたおかげで地震の被害にあいはしましたが50万円近くプラスになるという結果です(๑´0`๑)
これはもう不幸中の幸い...
いままで多額の保険金を払い続けていた分を受け取ったとでも思っておきます。
今後二度と地震保険を使うことのないよう祈るばかりです。
地震に強い家づくり
耐震強度3は必須だと思いました。耐震3だと地震保険もお安くなりますし。
我が家は家の内部は何の被害もなかったのですが
壁に負荷がかかり、クラックする原因に。
クラックがたくさん発生した吹き抜けとリビング階段のような大開口部は負荷がかかりやすい為、注意が必要でした。
家の間取り決めるときに地震でこうなるとか考えてなかったことをプチ後悔...( ꒪⌓꒪)
このブログには家を今から建てる予定の方もたくさん見に来てくださっているので
参考になれば幸いです。
大阪北部地震まとめ
長々と2ヶ月間書き続けてきました。
私の記事を読んでおそろしく思った方もたくさんいらっしゃったと思います。
ですが、ニュースで報道されることもなくなりましたが
現地では未だにブルーシートが貼られたままの屋根の家や
倒壊しかかった壁が通園路に何ヶ所も見受けられます。
工事の順番待ちという感じです...
震度5強の地域でこの状況なので、それより大きい地震が来たら....
どうか今一度出来る対策を考えてみて下さいね。
我が家は地震以来、水を常備ストックすることにしました!
今日も長々とお付き合い下さいましてありがとうございました(。>ω<)
《速報》9月の住宅ローン金利が楽天銀行・ソニー銀行から発表されました!!
こんにちは!住宅ローンマニア主婦Naoです(。☌ᴗ☌。)
2018年8月の住宅ローン金利は日銀の金融緩和政策の修正発表を受けて固定金利が上昇しました。
コチラの記事をご参考に。
今後の住宅ローン金利の変動が気になるところです。
早速、楽天銀行・ソニー銀行が9月の住宅ローン金利を発表しました!!
2018年9月住宅ローン金利
楽天銀行
|
2018年7月 |
2018年8月 |
2018年9月 |
変動金利 |
0.527% |
0.527% |
0.527% |
固定金利2年 |
0.910% |
0.901% |
0.914% |
固定金利3年 |
0.924% |
0.913% |
0.934% |
固定金利5年 |
0.965% |
0.947% |
0.982% |
固定金利7年 |
1.029% |
1.005% |
1.060% |
固定金利10年 |
1.152% |
1,120% |
1,198% |
10年固定が一番上がり幅が大きく0.078%引き上げています。
ソニー銀行
|
2018年7月 |
2018年8月 |
2018年9月 |
変動金利(変動セレクト) |
0.457% |
0.457% |
0.457% |
固定金利2年 |
0.728% |
0.718% |
0.733% |
固定金利3年 |
0.746% |
0.733% |
0.755% |
固定金利5年 |
0.839% |
0.821% |
0.861% |
固定金利7年 |
0.890% |
0.866% |
0.931% |
固定金利10年 |
0.890% |
0.866% |
0.970% |
固定金利15年 |
1.210% |
1,210%% |
1,336% |
固定金利20年 |
1,342% |
1,342% |
1,478% |
固定金利20年超 |
1.458% |
1.458% |
1.601% |
特に、20年超の固定金利は0.143%と結構な上げ幅です。
長期金利の動向
(画像は日本相互証券株式会社HPよりお借りしています)
7月31日の日銀の金融緩和政策の修正を発表して以来、前月より高い水準をキープしていますね...
8月1日に適用金利を発表する大手メガバンクは7月末日の日銀の発表を受け、
住宅ローン固定金利が上昇しました。
7月中旬に8月の適用金利を発表した楽天銀行・ソニー銀行は7月中旬の長期金利に連動した状態なのでどちらかというと引き下げ傾向にありました。
大手メガバンク今後の金利予想
楽天銀行とソニー銀行はともに強気で固定金利を引き上げました。
両行は8月に大手メガバンクが引き上げたのに対して、固定金利を引き下げた為
大手メガバンクの水準に合わせて9月は必然的に大幅に上がりました。
現在の長期金利が8月の頭から変動なく安定しているところを見ると
大手メガバンクに関しては8月は多少の調整はあるものの住宅ローン金利は据え置かれるんではないかと思います。
心配なのはここ最近、金利の変動がなかった地銀が9月は引き上げに転じるかどうか。
9月の住宅ローン金利の動向も引き続き追いたいと思います!
今日も最後までお付き合い下さりありがとうございます。
あくまで個人の予想ですので
お借り入れは自己責任でお願い致します!
我が家の貯金方法は超シンプル!《7月の収支公開します》
前回の記事で、我が家の住宅ローン返済プランについて書きました。
前回の記事はコチラ
今日は告知していた我が家の貯金方法について。
そのまえにまず我が家の7月の収支を公開します!
7月の収支公開
収入
夫婦共働き合算・・・628,061円
太陽光売電収入・・・10,808円 4kw 売電価格28円
合計・・・638,869円
我が家は夫婦ともに年棒制なのでボーナスとは無縁です。
ですが歩合がつくので今月は少し多めです(。☌ᴗ☌。)
その他の雑収入はいれておりません。
支出
保育料・・・47,300円
電気代・・・4,505円
ガス代・・・4,340円
水道代・・・3,060円(2か月で6,120円)
食費・・・35,000円
外食費・・・10,000円
雑貨代・・・10,000円
家族でお出掛け費・・・30,000円(今月は泊りがけでキャンプにいきました)
住宅ローン・・・133,643円
医療費・・・8,650円(私が風邪をこじらせた為、普段より高め)
車のローン・・・なし
通信費・・・19,175円
夫お小遣い・・・30,000円
妻お小遣い(娘二人分)・・・50,000円
交通費・・・15,000円
支出合計 400,673円
貯金
給与から天引き
年払いの保険代の支払いにあてるための貯金・・・50,000円
貯金・・・100,000円
合計150,000円毎月給与から天引きしています。
そのうち、50,000円は年払いの保険代に当てます。
年間約60万円の保険のお支払いですが
貯蓄型の保険に重点的に加入していますので決して高すぎないと思っています!
この貯蓄型の保険、子供達の将来の教育費の為と老後の資金にと思って積み立てています。
今月の黒字
以上の収支による今月の黒字は貯金の100,000円を除いて88,196円でした。
住民税が住宅ローン控除の恩恵で安くなったことと、歩合給が多めに貰えたので大幅に黒字でした(๑˃̵ᴗ˂̵)و
黒字分はそのまま私のへそくりです~♪
嘘です。お家の修繕費とか考えて貯めてます。
書いてて思ったことが、全く食費に使っている領収書を置いていないこと。
ざくっと使っているであろう金額を載せました。
把握するためにも来月からはキチンと領収書をとっておこうかなと。
楽天スーパーポイントで投資信託を購入して貯蓄
楽天スーパーポイントがたまるとコツコツ投資信託を購入するようにしています。
ちなみに期間限定のスーパーポイントでは投資信託は購入できません。
私は楽天証券で購入できるひふみプラス一択です。
楽天カードを作ってちょうど1年。
楽天カードは信じられないほどザックザクたまります(*´³`*)
私は両親の買い物を代わりに楽天で買ってあげたりするので余計貯まりやすいんだと思います♪
1年間で貯めた楽天ポイントの総額は135,558円です。
そのうち投資信託を購入したのは68,544円です。
こちらは私のへそくりとして貯め続ける予定です(๑˃̵ᴗ˂̵)
まとめ
我が家の年間貯金額は給与天引き分が年間120万円+楽天スーパーポイント68,544円です♪
目標は10年後に1000万円、住宅ローンの返済に充てれる現金を貯めておくこと。
楽天スーパーポイントを貯めて年に1回は遠出の家族旅行を実現することです(。☌ᴗ☌。)
さらに住宅ローンを完済後、海が近い田舎に平屋を建てたいという願望も最近でてきました!!
大好きな日本海。この日は波が高かったな...
今日も最後までお付き合い下さりありがとうございました(*´︶`*)
《大阪北部地震》ようやく修繕の目途が立ちました。地震保険・家財保険は?
大阪北部地震より2か月。
あんなに怯えていた余震もなくなり、噂されていたさらに大きな巨大地震も起こらず。
周辺の家は修繕工事がまだ完了せずブルーシートがかかったままだったり
外壁の壁がクラックしていて危険の張り紙と立ち入り禁止の赤いコーンが置かれたままだったり。
まだ完全には元通りにはなっておりませんが
ようやく我が家はクラックした壁も修繕の目途が立ち
保険会社とのやり取りも完了し落ち着いてきので投稿します。
我が家の地震の被害
クラックした壁
修繕される前の記事はコチラ
先日ようやく修繕してもらいました。
修繕後がコチラ
一番ひどかった縦にクラックしたトイレの壁。
コチラはお風呂場。
今回は下準備とのことで いったん漆喰を乾かして
次回はモッコりしたところを落として漆喰を塗り重ねて仕上げるそうです。
だいぶ気にならない程度にまで修繕してくれました。
その他、地震でクラックしたかどうかわからない細かい箇所も全て補修してくださいました。
感謝です (*´∀`*)
さすがに箇所がたくさんなので一度では終わりきらず...
お盆明けにまた来て下さる予定です。
クラックした原因
今回の大阪北部地震は南北に揺れた為、それを支える東西の柱に負荷がかかりました。
一番影響があったのは吹き抜け。
そしてリビング階段。
工務店のアフターサービスの方の話によると
空間を大きくとっていると、揺れの負荷がかかりやすくなるそうです。
我が家でいうと吹き抜け階段とその真下にあるトイレ。
あとは光を取り込むためにつくった大きな窓のある吹き抜けがそうでした。
2階に関してはほぼクラックしておらず、1階に被害が集中していました。
私はてっきり漆喰だからクラックしやすいとばかり思っていましたが(๑´0`๑)
問題は構造にあったようです。
漆喰なので、補修が自分達でも簡単に出来ます。
でも今回は吹き抜けリビング等の高所は自分達で容易に出来ないため
全ての補修を工務店のアフターサービスの方にお願いすることにしました(。☌ᴗ☌。)
家財の被害
家財は被害がでたというほどでもないのですが...
お気に入りの食器が5枚程割れました。
ショックだったのがWEDGWOODの写真たて。ガラス製ですごく素敵だったんです...
結婚のお祝いに頂いた大切なもの(´д`、)
トイレの棚に飾っていたのですが、旦那氏が落ちたら割れるで~と言って
自室のシルバーラックに移動してくれていたんです。
はい!これ地震直後の旦那氏の自室です。
シルバーラック倒れていますね~
WEDGWOODはこの下で粉々になっておりました(。´Д⊂)
細長いタンスがテレビを直撃...結婚当初に親戚から譲り受けたテレビで使ってなかったんですが...
後にこの写真が保険の査定に必要となりました。
保険の必要性
地震保険
家を新築したときに火災保険に加入は必須ですが、地震保険と家財保険は任意です。
築後半年で保険を使用することになりました(*゜∀゜*)
まさか、こんなに早く保険を利用することになるとは...
鑑定士さんが査定に来てくれた話はコチラ↓↓↓
結果としては修繕見積もりが12万円程に対して
建物の保険金額1000万円の内、5%のお支払いでした。
充分な黒やないか...
建物が受けたダメージと、漆喰の補修しても残るであろう傷跡は我慢しなくてはなりませんが...
とても有難かったです( * ›ω‹ )
家財保険
食器と陶器が割れた被害と、テレビにタンスが倒れてきた被害。
旦那氏の部屋の証拠写真と、捨てずにとっておいた食器を保険の鑑定士さんにみてもらいました。
正直、家財保険まで認めてもらえるとは思いもよりませんでしたが
家財保険も250万円の保険金額に対して5%お支払いします、とのこと。
WEDGWOODの食器は悲しかったですが、充分すぎる補償が大変有難かったです!
地震を経験して思うこと
地震に備えた間取りづくり。
そんなこと家を建てるときに考えているはずもなく...
新築住宅なら耐震基準をクリアしているので大地震がきても倒壊することは考えにくいといわれています。
ですが間取りと構造次第でさらに地震に強い家は建てられたはず。
と今になって思うわけです...
と思うと怖いです。
私達が今巨大地震に備えれるとしたら水や保存食を確保しておくこと。
地震大国日本に住む以上、家族と生活を守る為備えておくことは必須だと思います!
どうかこのまま余震もなくなり、巨大地震も起こらないよう願うばかりです。
今日も最後までお読み下さりありがとうございます。
地震関連記事、また書くかもです(*^-^)
我が家も一条工務店I-smartを検討しましたがやめたワケ《2》高気密高断熱編
前回書きました一条工務店をやめたワケ。
床暖房のことについて書きました。
まだまだ続きます。
今回は一条工務店の性能について思うことです(*゚∀゚)!!!
一条工務店の性能
次世代の高気密高断熱住宅
2020年に義務化される[改正省エネ基準]はご存知でしょうか。
新しい省エネ基準に適合した住宅を建てることを2020年には義務化します。
私も一条工務店のモデルハウスに行くまでは全くの無知でした!
2020年基準では、建物自体が高断熱性能を装備していて、省エネ型の設備機器を搭載することが必須になります。
外皮の断熱性能と一次エネルギー消費量で判断され、基準を満たさない場合は建築確認が降りません。
新基準を満たす住宅は、従来の省エネ住宅に比べると、年間の冷暖房費が約60%も削減が可能になり、
家の中の温度差によって冬場におこるヒートショックを防ぐなどのメリットがあります。
さらに2020年にはエネルギーを自給自足するZEH(ゼッチ)を注文戸建て住宅の過半数で実現することを目標とし、普及にむけた取り組みが進んでいます。
政府は2030年までには新築住宅の平均でZEHの実現を目指しています。
今注文住宅を建てるなら次世代を見据えた住宅づくりがいかに重要かということですね。
住宅業界では一条工務店はまさにその先駆者的な存在です!
気密性を表すC値
2020年基準を見据えた次世代住宅として高気密高断熱住宅がいまや主流ですが
一条工務店はその先駆けとなる存在。
気密性の高さはC値と呼ばれる数値で表されます。
C値とは住宅の隙間の空き具合を示す指数です。
1㎡あたりどれくらいの隙間があるかを表します。
この数値が低ければ低いほど気密性が高く、外気の影響を受けにくくなります。
|
C値 ㎡/㎡ |
0.59 |
|
スウェ-デンハウス |
0.73 |
0.99 |
|
5.0 |
|
5.0 |
|
1.0 |
国が定めている2020年基準はC値2.0以下です。
新築マンションの平均的な数値が1.0ですので
一条工務店がいかに気密性が高いか数値にも表されていますね~
断熱性能を表すQ値
壁や床、窓、ドア等から部屋の熱がどれだけ逃げるのかを表した数値です。
こちらも値が小さければ小さいほど断熱性能が優れていることになります。
(Q値は2013年10月に施行された改正エネルギー基準によってUA値に変わりました)
|
Q値 |
0.51 |
|
スウェ-デンハウス |
1.14 |
1.6 |
|
1.92 |
|
1.37 |
こちらも一条工務店がダントツで断熱性能、省エネ性能が良いということです。
高気密高断熱住宅のメリットデメリット
メリットばかりに目が行きますが、高気密高断熱住宅にももちろんデメリットがあります。
隙間なく、断熱材でつくられた家はまるで魔法瓶のような家です。
わずかなエネルギーで温めた部屋の空気を逃さず
冷暖房のコストを抑えることができます。
一条工務店なら電気代も従来の約3分の1となり非常にコストパフォーマンスに優れています。
ですが逆を言うと室内の空気が循環しにくくなり、湿気もたまりやすくなります。
空気が汚れるとシックハウス症候群と呼ばれるアレルギー症状を引き起こす危険もあります。
そこで計画喚起が必須となるわけです。
平成15年の法改正で新築住宅を建築する場合は24時間喚起システムの設置が義務づけられました。
一条工務店をやめた理由
高気密高断熱住宅について難しいことを書きましたが
我が家が一条工務店をやめた理由は高気密高断熱すぎるところにあります。
冬は結露する
一条工務店の営業さんは結露しないと言ってましたが
調べてみるとかなり冬の結露は深刻なようです・・・
外と内での温度差が激しいと発生する結露。
一条工務店では熱を伝えにくいトリプルガラスが標準装備されているので
結露はしないはずなのですが、
ハニカムシェード(ブラインドのことです!)を利用することで
窓とシェードの間に湿った空気を溜め込んでしまい、結露するみたいです。
結露対策としてハニカムシェ-ドを締め切らずに使うことを推奨しているようですが・・・
ケースバイケースですが結露は度々発生するようです。
賃貸マンション暮らしのとき
夜中に加湿器と暖房をかけて寝ると必ず結露していました。
賃貸だから何も気にせず放置していましたが
結露した水分をふき取らなければカビが生えてしまいます。
これが全館床暖房で全部屋の窓が結露するとなると・・・
夫婦共働きですし、朝から窓ふきなんてしていられません。
高気密高断熱が息苦しい
高気密高断熱であるメリットを充分にいかして
熱効率を高めるためにも、窓を閉め切って冷暖房をかけます。
それがなんだか息苦しい気がしました。
真冬や真夏は外気を遮断したいですし、快適に過ごしたいのはもちろんです。
ですが、春や秋の気候の良いときは窓をオープンにして過ごしたいものです。
実際我が家は3月に床下暖房を切って6月上旬の今もまだ冷房を一度もかけていません。
日中30度くらいの日は、帰宅すると暑いですが
窓をオープンにして風通しを良くして過ごしているので、すごく快適です。
快適に慣れすぎてしまう
快適な住環境で生活していると、それ以外の環境で対応出来なくなります。
私達大人はよくとも、子供達はそういう環境で育つと
寒さ暑さに弱い子になってしまうか心配です。
実際に我が家の子供達は日中は保育園の方針で真冬でも裸足で過ごしているので
ものすごく、寒さに強いです。
暑いときは汗だくになって平気で過ごしております(*’3`b)!!!
無添加住宅に住んでどうだったのか
古くからの日本家屋の造りを大切にしている無添加住宅。
一条工務店のような性能を重視した家作りとは相反すると思っていました。
ですが無添加住宅なのにハイスペックな住宅を建てることができたんです。
高気密高断熱住宅のデメリットである結露問題。
無添加住宅の我が家は吸湿性のある漆喰壁なので結露とは無縁でした。
今年の冬は極寒でしたが暖房をかけて部屋をあたためても全く結露しなかったです!!
そして高気密高断熱が故におこるシックハウス症候群。
新築住宅の建材から発する有害な化学物質が室内の空気を汚し発症する病気です。
無添加住宅では安全な建材しか使用しない為、シックハウス症候群を引き起こす心配がないです。
じつは、無添加住宅に住み始めてから数ヶ月後。
壁にクロスを使用した新築住宅を訪れました。すると何か違和感。
それは臭いでした!!
クロスの接着材に用いる化学物質の臭いに反応してしまいました。
漆喰の家に住まなければ気がつくことも無かった臭いを感じ取るようになってしまいました(*´д`)
無添加住宅の性能については下記記事をご覧下さい。
ちなみに、良いことばかりではありません。
大阪北部地震では漆喰の壁にクラックがはいりました...
新築の壁にクラックはショックでした...
築2年の一条工務店のモデルハウスもクロスにクラックがはいったようなので
揺れがひどかった地域ではクロスも漆喰も同じようなものです。
問題は家の構造にありそうです。
また地震の件は修繕・保険金支払いがまだ完了していない為
決着がつきましたらまたブログに書きます。
今日も最後までお付き合い下さりありがとうございました(*´︶`*)
固定金利上昇の速報を受けて我が家はどうする??我が家の住宅ローン返済プラン
先日、日銀が金融緩和政策の修正を発表したことにより
8月の住宅ローン金利が各銀行引き上げたということを書きました。
コチラの記事です。
このニュースを受けて
金利上昇局面を恐れ続けていた我が家はどう対処するのか。
お応えしたいと思います。
我が家の住宅ローン
変動金利と固定金利
我が家は夫婦共働き。
住宅ローン控除の恩恵を最大限に受ける為ミックスプランで借りています!
わかりやすく旦那氏半分・私半分です。
借り入れの比率は旦那氏を多くする選択もあったのですが
私も正社員で働いていて、それなりの収入がある為半分づつにしました。
我が家の金利
審査が厳しいと言われている地銀で借りました。
厳しいなりに条件がいいんです。大手メガバンクのほうがたくさん借りれたのですが...
融資実行は去年の8月。
この1年、他行の銀行の金利動向を追ってきましたが
全く金利が変動することなく非常に安定感のある銀行です。
癌特約が金利上乗せ0
癌と診断されたら住宅ローン残高が0になる特約が金利上乗せなしでついています。
癌は今や2人に1人がかかるといわれている病気。
この病気にはどうしても備えておきたかった。
なので我が家が選択した住宅ローンは願っても無い好条件でした。
癌特約を上乗せした場合、通常+0,2%は金利上乗せになることを考えると
変動の0.625%、固定金利1.2%はかなり安いと思います!
全疾病特約付きの住信SBI銀行も検討しましたが、つなぎ融資が出来なかった為
諦めました。
それに全疾病特約は1年以上病気の状態が継続したらという条件付きでしたので、地銀のほうが手厚いと判断しました。
手厚いけど保証料は高かった
繰上げ返済をすれば返金されるという保証料。
こちらが35年で100万円借り入れた場合で20,620円。
例えば4000万円の借り入れだと824,800円とかなり高額になります。
またミックスプランを選択したので事務手数料が倍かかりました。
もともと54,000円と少し高めでしたので108,000円お支払いしました。
(大手メガバンクは32,400円のところが多いです!)
諸費用は痛かったけど地銀に決めた理由
35年の長期で借りる為、金利の低さと保険の手厚さが他にはない好条件でした。
また、分割融資に対応していたこと。
つなぎ融資か分割融資か迷いましたがわかりやすい分割融資を実行している銀行を選びました。
つなぎ融資と分割融資についてはコチラをご参考に。
金利上昇の噂を聞いてどうするのか
変動金利を固定金利に借り換えするか否か
金利がジワジワあがると予測された今、固定金利を一番安くで借りれる最後のチャンスかもしれません。
我が家の半分借りている変動金利分をどうするかですが、私が出した結論は
借り換えしないで変動金利のままでいきます。
理由は住宅ローン控除の恩恵を10年間は受けれる為
金利が今より1%以上上昇しない限り損はしないからです!
我が家の返済プラン
10年後に万が一金利が1%以上上昇していた場合、繰上げ返済を行い変動金利分を完済します。
住宅ローンを保険のひとつと考えて繰上げ返済せずに持ち続けます。
だって、繰上げ返済した翌日に癌になったら最悪じゃないですか(*´д`)
繰り上げ返済したその後に万が一の状態になったら手元には住宅ローンは消えますが貯金も消えます...
金利上昇リスクに備えて今からコツコツ貯めると10年後の変動金利分の残高くらいは返済できるので貯金だけは貯めておき、いつでも繰り上げ返済できるよう備えておくつもりです。
毎月10万円づつ貯金してます!私の貯金方法についてはまた次回...
そして半分1.2%で借りた固定金利分。
こちらは35年かけてコツコツ返済していく予定です!
35年後の未来の金利まではさすがに検討がつかないですし...
1.2%という低金利の恩恵を受け住宅ローンは保険だと思い返済し続けるつもりです!
まとめ
金融緩和政策の修正が発表されましたが、
言い換えれば低金利時代はこれからさらに続きますよと
いうことにもとれます。
低金利時代は長期戦になるから銀行ももう少しは儲かるようにしてね。という意味です...
なので今回の金利上昇は年末頃まで続くかもしれませんが
焦らず、長い目でみて冷静に判断したいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
あくまで個人的な意見にすぎませんのでどうかご参考までに。
お借り入れは自己責任でお願いします。
日銀の金融緩和政策の修正を発表したことを受け、メガバンク金利引き上げを実施!!どうなる今後の住宅ローン金利
こんにちは!
住宅ローンマニアNaoです´ω`)ノ
昨日の記事はコチラ。
7月中旬に固定金利が下がるよと予測していたにも関わらず
外してしまう結果となりました。
原因は7月31日に日銀が金融緩和政策の修正を発表したから。
難しいハナシなのですが皆様にわかりやすくご説明したいと思います!
その前に何故私が住宅ローン金利の動向を追い続けているのか。
それは変動金利から固定金利に借り替える絶妙のタイミングを見計らっているからです!!
私、絶対に損をしたくない性格で。
執念で住宅ローン金利の動向を追い続けているワケなんです...(゚∀゚)
では本題です!!!
日銀が金融緩和政策の修正を発表
これまで日銀は金利を0%程度に抑える金融緩和政策を推し進めてきましたが
今後はある程度の金利の上昇は容認すると発表しました。
ある程度とは”プラス・マイナス0.1%の狭い幅で動いていたが、その倍くらいの幅”
だそうです。プラス・マイナス0.2%ということですね。
今後の金利が上昇することを日銀が容認したと市場は理解したわけです。
日銀の発表を受けて各銀行が金利引き上げ
7月31日に金融政策の修正の発表を受けてさっそくメガバンクを筆頭に住宅ローン金利の引き上げが実施されました。
りそな銀行は10年固定を0.05%引き上げました。
超長期固定金利もみずほ・三井住友・りそな各行引き上げています。
地銀に関しては様子見といったところでしょうか。
池田泉州銀行はしばらく続けていた3大疾病特約金利上乗せなしキャンペーンが終了したことで長期固定金利が1.28%から1.25%に下がりました。おすすめだったのに悲報です...
今後の住宅ローン金利は上昇するのか。
金融緩和政策の修正を発表したとはいえ、黒田総裁は副作用への配慮といった言い回しで金利の上昇圧力を最小限に抑えるため直接的な表現は避けています。
物価上昇率2%の目標を達成するために金利を大幅に押し下げる政策をとってきた日銀ですが
なかなか目標達成の目処がたたず低金利の長期化が予想されます。
そうなると金融機関の収益を圧迫しつづける為、金融政策を修正することになりました。
言い換えれば今回の政策の修正は低金利時代は長期化するだろうから、もう少し金利をあげて銀行に収益をあげさせようとしているわけです。
以上のことから急激な金利の上昇は考えにくいです。
2019年10月に消費税増税を控えていること、少子高齢化により目標の物価上昇率2%は達成しにくいことを考えると、
今後も長期に渡り金融緩和政策は継続される為、変動金利が今より1%以上上昇する可能性は極めて低いと考えれます。
史上最低金利は本当だった
金利の底だ底だと言われ続けていましたが、金利の底は今でした。
これから東京オリンピックまで緩やかに金利は上昇していきます。ジワジワです...
建築資材高騰の為、一部の大手ハウスメーカーでは建坪単価が値上がりしています。
その一方で消費税増税による消費の低迷や、少子高齢化による空き家の増加から土地価格の下落も懸念されています。
金利があがって建築費用が高騰しても
土地が今より安くで手に入れることが出来れば良いのではないでしょうか。
史上最低金利だから、金利が底をついたからといって焦る必要はないと思っています!
住宅購入は縁とタイミングです!!
大手メガバンクが引き上げを行うと地銀も続く傾向にあるように思います。
引き続き、来月の金利の動向からも目が離せません!
私のブログでご紹介している京都銀行・紀陽銀行は金利据え置きでした。
長期固定金利でお考えでしたら地銀が断然おススメです!
変動金利で借り入れをしている我が家。
今回の固定金利上昇のニュースに対してどう対処するか次回にでもまた書きます!
今日も最後までお読み下さりありがとうございました(*´ω`)